グッタペルカ(ガタパーチャ)ってなに?

杜仲の枝や樹皮を折ったり、葉をちぎると出てくる白い糸があります。これは杜仲に含まれる「グッタペルカ」と言う成分で、杜仲の特徴の一つになります。この粘り気のある成分のおかげで、害虫が葉を食べると白い糸が絡まってしまうため、杜仲にはなかなか虫がつきません。
このグッタペルカのおかげで杜仲の木は無農薬栽培が可能で、杜仲茶はご家族に安心安全に飲んでもらえる健康茶なんです。

杜仲茶の過剰摂取は大丈夫?副作用の危険性は?

グッタペルカは別名「ガタパーチャ」と呼ばれ、これは本来アカテツ科の常緑高木「グッタペルカノキ」のこと。ボルネオなどの熱帯に分布している木で、この木が出す樹脂と、杜仲からでる物質が似ていたため、杜仲の木の成分を同じ名前の「グッタペルカ」と呼ぶようになりました。
杜仲では含有量が少ないので利用されていませんが、このグッタペルカのゴム質の成分は、熱すると軟らかくなり冷えると硬くなる性質をもっており、これを利用したものが絶縁材料や歯科用セメントに使われたりしています。高級カメラのライカにも使われています。

杜仲の学名は「Eucommia ulmoides」ですが、Eucommiaはギリシャ語で「よいゴム」という意味です

グッタペルカにも健康にいい成分がいっぱいある!

「ゲニポシド酸」「ユーコミシンA」「アスペルロシド」など健康にいい成分がたくさんある杜仲茶ですが、この「「グッタペルカ」にもいい成分がたくさんあるとされています。

  • 抗酸化作用により体の中の活性酸素を取り除いてくれる
  • 老化を防ぐ
  • 免疫力を高める
  • 胃壁の保護
  • 発毛促進
  • 歯茎を丈夫にする

「ゲニポシド酸」「ユーコミシンA」「アスペルロシド」は体にどういいの?気になる方はこちらのページをご覧ください。

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